2018年11月23日
大きらいだった勉強─最終話─「裏切らない努力」

みなさんこんばんは。
ミスどん底先生こと宮坂智恵子です(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
かなりあいてしまいましたが、
「大きらいだった勉強─第10話─」の続きのお話。
ついに、最終話です。
中学三年生になると、中学二年の時の学級委員の集まりで知ってた子などが同じクラスになり、今までできたことなかった親友と呼べるような子が3人できました。
私は1年を通して図書委員長や広報委員長をやることで生徒会の集まりも参加するようになり、さらに自分の学校での立ち位置が変化していきました。
勉強もかなり頑張っていました。
学校のワークは全教科何度も何度もやり直し、
理科や社会は、
中1〜中3までの教科書を全てノートにまとめました。
英語の教科書は書き込みすぎて教科書の内容が読めなくなるほどでした。
寝るのも惜しく、寝ている間も
英語や都道府県の歌のCDを流しながら寝ました。
でもそんなときにわたしは解離性障害離人症(未確定)を発症したのです。(中学3年生〜解離性障害・離人症〜 前編参照)
どれだけ勉強しても自分が勉強してる手応えがない。
いつも何か映像を見てる感覚。
でも勉強をやめるわけにはいかない。
しかし、解けない問題や暗記できないことがあると自分の不甲斐なさに悔しくなり、泣いたりわめいたりしました。
解離性障害が治らないと解けないんじゃないか、覚えられないのもこの変な病気のせいじゃないか、とボカボカと自分の頭を叩いたりもしました。
しかし、治ることもなく、とにかくひたすらもうみんなの何倍も何十倍もやるしかないと泣きながらも必死に勉強しました。
本当に苦しかったし、辛かったです。
少しでも時間が惜しくて、
年明けにみんなが初詣行ってる間も勉強していました。
その甲斐あって、
ついに静岡県立沼津東高校に合格。
その甲斐あって、
今、勉強がわからない子たちの気持ちもわかるし、
理解できるように伝えてあげることもできるのです。
苦しかった中学生の努力は決して無駄ではありませんでした。
自分の名前すらローマ字で書けなかった私でも、
静岡県内有数の進学校に行けたんです。
努力は絶対裏切らないって身をもって体験したし、
心から子ども達に伝えられるようになりました。
実際、
脳は中学の3年間が1番成長すると言われています。
中学の3年間で勉強をすれば、脳のシワが増え、その後も勉強ができるようになるということらしいのです。
実は、わたしは今でも勉強は大きらいですよ!(笑)
これほどまでに勉強しても、出来るようになっても、好きにはなれませんね(笑)
でもね、勉強しといて良かったな、
脳が成長して良かったな、と思うことはたくさんありました。
皆さんは腕の筋肉をつけたいとしたら、何をしますか?
腕立て伏せや懸垂などの筋トレしますよね!
そしたら筋肉がつき、重たい物が持てるようになったり、腕を使うスポーツが出来るようになったりします。
そのときは腕の筋肉をつけるために筋トレしてただけなんですが、そのおかげで色々出来るようになる。
脳も同じです。
「勉強なんかしたって大人になって使わないじゃん!」
とかなんとかってよく言いますが、
大人になって使うために勉強してるんじゃありません!!
脳を発達させるため、鍛えるために、必要な筋トレみたいなものなんです!
絶対勉強して損はないですよ。
賢くなって損はないですよ!
脳が成長すれば、わたしがそうだったように、
出来なかったコミュニケーションが出来るようになったり、全く出来なかった運動も出来るようになったりするんです。
ぜひ、今学生のみなさんは脳を鍛えて欲しいと思います。
長々とありがとうございました(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
これからもミスどん底先生のブログをよろしくお願いいたします!
それではまた(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
Posted by 家庭教師のリスタ「はい上がり先生」(元 ミスどん底先生) at 19:19│Comments(0)
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