2017年06月08日

【 洗脳 】

【 洗脳 】


皆さんこんばんは。ミスどん底先生です(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)


なかなかの酷い内容ですが( ; _ ; )いつも読んでいただいてありがとうございますm(_ _)mm(_ _)m


そして、ここまで読んでいただいて、そろそろ『疑問』を抱いている方も多いのではないでしょうか?


“ 何故、母親から離れなかったのか ” と。

“ 何故、母の酷さを知っていながら、父親も母から私を引き離して育てなかったのか ” と。



母が自殺してからわかったのです。

家族全員が母から【 洗脳 】されていたことを。



近所の人や、母にお金を貸していた人達も、母が死んだ後、口を揃えて “ 騙されていた ” と言いました。


なんせ嘘がうまく、人の同情や弱みに漬け込むのが上手かったのです。



夜逃げする前の、私が小さかった頃。
私はお友達の家や、親戚のお姉さん、父の経営する料理屋の従業員さんなどに、学校が休みの日や、学校が終わってから夜遅くまで毎日のように預けられていました。


私を預けて母はお店を手伝ってるのかと思いきや、基本、パチンコや競馬に行っていたようです。


酷い時には、年の離れた親戚のお姉さんに、お金を渡して預かってくれといい、そのままパチンコ屋さんに入っていくのをお姉さんと二人で黙って見送った記憶があります。


尾てい骨を折られても、
パチンコの為に毎日誰かに預けられていても、
ゴミ袋に入れられても、
理不尽なことで怒鳴られても、
私は当時、お母さんっ子でした。


お母さんが見えなくなっただけでも泣いちゃう程、離れるのが嫌だったんです。


母は周りにも『うちの娘は私のことが好き過ぎて離れることも出来なくて困っちゃう!』と公言していました。


父もそれを知っていたのです。
だから
娘から母を離したら可哀想なんじゃないかと……



でもね、今考えれば、

「ママが好きすぎて離れたくない」のではなく、



『捨てられたらどうしよう』



と幼いながら思っていたのです。



だからいつも不安になりました。


それを周りも私自身でさえも、『そんなにお母さんが好きなのか』と勘違いさせられていたのです。



アメとムチや最近はツンデレなんて言葉もありますが、母はアメムチやツンデレの最強バージョンでした。



すっごい甘やかしてくれる時もある。
すっごい酷い時もある。


DVの典型的パターンです。


甘やかす内容は学校の支度から身支度、片付け、周りのことまで全てやってくれました。
小学校4年で下着から靴下まで全部履かせてもらっていました。


母がキレて怒鳴り散らかした次の日でさえ、
ケロッとそういうことをしてくれるのです。



そうして決まって

『あんたは1人じゃ何もできないねぇ』

『私がいなくなったら困るねぇ』


と言うのです。



本来、親というのは、
子どもが【1人でも生きていけるように】【自分で出来るように】と育てるものです。


しかし、母は、それを出来なくすることで母から離れさせないようにしたのです。


それは私だけでなく、私の子どもにもやっていました。


それが母の【手】だったのです。



子どもが離れたくないと言っている……
それなら一緒にいさせてあげたい……
一緒に暮らす為には私が頑張ってお金を稼いで母に渡すしかない………


父は私に対して、私は自分の子に対してそう思い、母と永遠ループの生活を強いられたのです。



今考えれば、離れればよかった。

切にそう思います。


そうすれば、父も私もうちの子も辛い思いをたくさんしなくて済んだのです。



実際のところ、虐待やDVを受けているにも関わらず、離れられない人はたくさんいます。


周りから見れば、何で離れないんだろう?どうして逃げないんだろう?と思うかもしれませんが、自分でも逃げたいのに何故か逃げられないのです。


【 洗脳 】され【 支配 】されているのです。


虐待やDVは連鎖を生むことだってあります。自分の子にも被害が出ることもしばしばです。



現在進行形でそういう経験をしている方がこのブログを読んでいるならば、
本当に『自分を愛してくれる』ということがどういうことなのか今一度考えてください。


本当に幸せになれる道を考えてください。



何度も言うようですが、



本当に貴方を愛してくれる人は、
本当に心の美しい人は、
無駄に貴方を傷つけるようなことはしません。




同時に、本当に貴方を想ってくれる人は、
貴方が『より善く生きる』為のアドバイスをしてくれる人です。




それではまた(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)





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Posted by 家庭教師のリスタ「はい上がり先生」(元 ミスどん底先生) at 00:12│Comments(0)ミスどん底先生の過去ミスどん底先生の想い
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