2018年07月09日

大きらいだった勉強─第1話─「勉強嫌いの原因」

大きらいだった勉強─第1話─「勉強嫌いの原因」


皆さんこんばんは。ミスどん底先生こと宮坂智恵子です(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)



まずはじめに、西日本を中心とする豪雨により、被害に遭われた被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。



それでは、勉強嫌いになった理由から、
以前プロフィールでも触れたことも含めて書いていこうと思います。




私が3歳の頃。

母のギャンブル依存症はとどまるところを知らず、数千万円という借金があるにもかかわらず、
母は見栄のためだけに、私に幼稚園のお受験をさせることにしました。


お受験専門の塾、ピアノ、バレエ、英会話、スイミング…母が必要と思ったことは全てやらされました。


私の意志とは全く関係なく。


私は小さな頃から、虫を採ったり、戦隊ヒーローごっこ等の男の子の遊びが好きで、勉強や習い事なんて全く興味がありませんでした。


興味がないどころか、毎回塾に行っては、終わるまで泣き叫び続けるほど。


ここで勉強嫌いの第一歩を踏み出したのです。


もちろん、いやいややらされたお受験は失敗に終わり、スイミングやバレエもほとんどやらないまま辞め、地元の普通の幼稚園、小学校と進みました。


しかし、小学校の頃になっても、母のギャンブル依存は続き、学校が終わると友達や親戚や知り合いのところに預けられ、家で宿題をやった記憶もほとんどありません。


遅い時間になって(おそらくパチンコ屋が閉店する時間)、ようやく迎えに来た母は、家に帰ると私の宿題を全てやってくれるのです。


漢字の書き取りの宿題でさえ、全部利き手とは逆の手で母がせっせと書いて、時間割を揃えてランドセルに入れることまでやってくれました。


子どもの私からすれば、なんとも便利な母親で、もちろんそれを断るわけもなく、それに甘えて全てやってもらっていました。


おそらく母は、パチンコを打っていて帰りが遅くなったせいで、私が宿題をやらず、時間割も揃えず学校に行くようなことがあれば、父にバレると思ったからでしょう。(まさか私を預けてパチンコをやっているなんて父は知りません)


また、とにかく見栄が大事な母親なので、私がちゃんとしているように見せかけたかったのでしょう。



父が経営するお店は、学校の先生達も忘年会や飲み会等でよく使ってくれていました。


そのせいなのかわかりませんが、私は学校の先生からわりと良くしてもらっていたように思います。


明らかに母親が手伝った宿題を咎められることもなく、勉強も出来ないのに通知表もそこそこ。
超が付くほど適当に詩を書いたり、図工の作品を作ったりしても、選ばれて表彰されました。


だから勉強なんかしなくても良かったし、勉強しなくても誰からも怒られないし、困ることもない。そんな状態で小学校4年まで過ごしてしまいました。



しかし、それがさらなる勉強嫌いの引き金になるとは、この時は知る由もなかったのです──。



第2話に続く。




それではまた(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)



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Posted by 家庭教師のリスタ「はい上がり先生」(元 ミスどん底先生) at 20:44│Comments(0)ミスどん底先生の過去
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