2017年07月24日

中学3年生〜解離性障害・離人症〜 あとがき

中学3年生〜解離性障害・離人症〜  あとがき



皆さんこんにちは。ミスどん底先生です(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)




ざっと中1〜中3まで書きましたが、
中学もかなり精神的にキツかったですね(^_^;)



生まれた時から借金3千万。

母親から腰を折られ(足も折れたままだが物心ついた時には折れていたので原因は不明)病院に連れて行ってもらえず、
母がギャンブルに行く為に
毎日のように誰かに預けられ、
小学校で両親が離婚、夜逃げ、
ホームレス、貧困、
病気・手術・入院、いじめ……


中学では家が決まらない、不就学児、貧困、両親の壮絶な喧嘩、ネグレクト、学業不振、学校の先生からの無視、先輩からのいやがらせ……などなど。



様々な要因で精神が崩壊しかけていました。


それに加えて、難関進学校を狙うという過酷な受験勉強の日々。




あのように『変な感覚』になってもおかしくなかったと思います。



しかし、病院にも連れて行ってもらえず、病名もわからないままでした。



あれが、『解離性障害・離人症』という精神的な疾患だったということを知ったのは、かなり大人になってからのことなのです。



中学1年の頃に家庭教師の先生が『多重人格障害かもしれない』と言ったのは、あながち間違いではなかったかもしれないですね。



『多重人格障害』も『解離性障害』のうちの1つなのです。



しかし、多重人格障害の場合、
違う人格が出る時には本人は記憶がないことが多いのですが、
私の場合は記憶を失うことはなく、
自分の意思で【 僕 】という私が、
詩や小説を書いていました。


辛い経験を元に書いた小説や詩ですから、
自分が体験したことではなく、
【 僕 】という違う誰かが体験したことのように書きたかったのかもしれません。




そして私が発症した、
ベールを通して観ているような感覚や、
私を私が観ているような感覚というのは、
解離性障害の中でも離人症というものです。



結局、念願の高校に合格しても治らず、
私はそれを『新しい自分』として受け入れるわけですが、
なんとその後、あの症状は治っています。



中学卒業後の春休みに、
クラスの友達大勢とみんなで富士急ハイランドなんかに遊びに行ったり、
近所の公園で遊んだりしましたが、
その間もずっと変な感覚は治りませんでした。




しかし、4月の入学式が近づく頃に、頭がスッキリしているような、普通の感覚に戻っているような時間があることに気付きました。




それからその普通の感覚になってる時間が徐々に長くなっていきました。



ベールを通して観ているような感覚の時もあるのですが、
徐々にそのベールが薄れるような、
ベールの時と普通の時を何回か繰り返すような状態になり、
その後、入学式が終わった後にはすっかり治っていたのでした。



その後の高校時代も過酷な毎日のおかげで精神的な疾患(教師恐怖症や過食症)になりますが、病院には行かず全て治っています。



よく色々な方に、どうやって治したんですか?と聞かれるのですが、




何もやってないんですよね。




この時もそうですが、
わりと『受け入れる』ことが私は多かったのです。



まぁ病院に連れて行ってもらえませんから、
『受け入れる』しかなかったのかもしれません。





でも『治そう』としていたというより、
その病気になったことを前提にどう生活するかを考えていました。




普通は、ベールを通して観ているような変な状態だから日常生活はできない、勉強できない、
対人恐怖症だから先生とは絶対会わない、
過食症だから食べないように努力する……


というようになると思うんですが、




私の場合、
頭の感覚がおかしいから『普通』を演じるにはどうすればいいか考えたり、
頭に入らないかもしれないから普通以上に勉強したり。

教師恐怖症で先生に会うのが怖いから、
会わざるを得ないような機会を作ってみたり。

過食を繰り返しているから、
過食を続ける中でも深呼吸するなど、『治す』ではなく『抑える』方法を探して行ったり………。





その後、20代以降も、
突然やる気が全く出なくなったり、ふとした瞬間に何故か涙が止まらなくなったり、情緒不安定になるなど、うつのような症状や、
全く眠れない日が続く不眠症のような症状もありましたが、全て病院に行っていません。



いや、行った方がよかったと思います(^_^;)

最近は何かあるとすぐ病院行くんですけどね(笑)





行かせてもらえなかったり、時間やお金が無かったりで行けなかったんですね。




だから受け入れるしかなかった。


なんだか突然涙が溢れてくるなら
私の体が泣きたいって言ってるんだと思い、

眠れないなら
寝たくないんだ、じゃあ寝ないでいいや。
と思い、
(そんななので当時は過労でよく倒れましたが)


ずっと色々な病気と『闘って』来たのではなく、
色々な病気と『共に歩んで』来たという感じです。



そうするしかなかったから………


でも私にはそれが良かったのかもしれません。




現在は、
私と同じような過去を持つ方や、精神疾患を抱えている方の相談を受けていますが、
もちろん病院に行き、
治療をすることが前提です。


しかし、治療しても治らない、苦しい、辛い……
と悩んでいる時は、
それを『新しい自分』として受け入れ、
一緒にどう生きるかを考えたりします。





最終的にはやっぱり【 生きる 】為に【 生きる 】に繋がる所なんですけどね。



大丈夫です。

このように色々な病気や経験を生きぬいてる私みたいな人間もいますから!




いや〜でもやっぱり病院行っといた方が良かったかなぁ(^_^;)





まぁいいや!

今日から夏期講習です!!
張り切っていきますよ〜ヽ(´▽`)/



ということでハードスケジュールなのでまた倒れないように頑張ります!!(笑)





皆さんもどうか体調はもちろん、
心調※にも気を付けてくださいね。


※心調=しんちょう。心の調子のこと。





それではまた(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)




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Posted by 家庭教師のリスタ「ミスどん底先生」 at 11:08│Comments(0)ミスどん底先生の過去
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