2017年06月21日
人生をやり直せるはずだった再婚。後編
皆さんこんにちは。ミスどん底先生です(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
『人生をやり直せるはずだった再婚。中編』の続きのお話です。
旦那さんから突然の言葉。
旦那さん「大学辞めてくんない?」
私「…………!!」
私は絶句しました。
旦那さん「お金厳しいから。うちも。」
私「え…あの…待って……大学だけは………」
焦って答えました。
旦那さん「だってどうせ勉強なんかしてないじゃん」
私「ちょっ……そんな………」
基本的に、夜は旦那さんが仕事から帰ってきたら
食事を作り、片付けをして、子ども達をお風呂に入れて、その後旦那さんに子ども達を預けて家庭教師に行って…という生活なので、大学の勉強はしていません。
でも日中、子ども達がお昼寝している時を見計らって、家庭教師の授業の予習と合わせて、大学の勉強も少しずつですがやっていました。
でも旦那さんはそんなの知りません。
旦那さん「休学だってしてたし、
このまま続けてもお金の無駄なだけでしょ。」
出産の時に2回休学しました。
確かに大学のお金が無ければもっと楽な生活もできるかもしれません。
事実、慶應義塾大学の三田キャンパスに行く交通費さえ捻出できなくて、スクーリングも出席できませんでした。
私「でも……大学は辞めたくない……少し考えるからちょっと待ってて……」
それから毎日悩みました。
悩んでも悩んでも、やっぱり辞めたくありません………
だって高校卒業してたのに高校の担任の先生呼び出してまで勉強教えてもらって、母親の反対を押し切って1校だけに絞って、働きながら寝ないで勉強して合格して、家庭教師にもなれて、本当に色々な想いがつまった大学なのに……!!
散々悩みました。
でも旦那さんからは何回か辞めることを促されました。
悩みに悩んで、結論が出せず、
旦那さんの1番親しい人であるAさんに相談することにしました。
私「実は……
〇〇さん(旦那さんの名前)に
大学を辞めるように言われていて……
休学したりしてたし、
確かにあまり単位も取れてないですけど……
でも……辞めたくないんです……」
Aさん「えっ……そりゃあせっかく入った大学だから辞めたくないだろうにねぇ……」
私「はい…そうなんです……」
Aさんはとても優しい人です。
Aさん「でもね、自分の旦那さんより学歴が上ってどうなのかね?お金のことも大変なんだろうけど、〇〇(旦那さんの名前)もそういうのが嫌じゃないかと思うよ。」
!!
言葉になりませんでした。
確かに私が大学に入った経緯すら、旦那さんやもちろんこのAさんも知りません。
ですが、過去を全て言うのも嫌で、また、言ったところで何かが変わるようにも思えませんでした。
なんだかとてつもなく孤独な感覚になりました。
私自身、精神的にも肉体的にも疲れきっていた時
だったのもあり、頑張って言い争う気力さえありませんでした。
しかし、時を同じくして旦那さんは務めていた会社を辞めました。
次の仕事を探してくれていましたが、家計は私の家庭教師のアルバイトのみでなんとかしなくてはならなくなってしまいました。
前の会社ではかなり少ない収入でサービス残業などまでしていたので、疲れてしまったのでしょう。
仕事を探している間は家庭教師のアルバイトの送り迎えをしてくれたり、子ども達と遊んでくれたりしていましたし、
精神的に不安定な旦那さんの再就職を焦らせるわけにもいかず、なんとか自分が頑張って生活しなくてはいけない状態になりました。
数日後。
退学届けを提出しました。
その後。
旦那さんは再就職してくれましたが、
喧嘩も絶えなくなり、
2人の間には修復不可能な溝が出来てしまいました。
そして結婚4年目を迎えることなく、
離婚することになりました。
話し合いの結果、持ち家があるなどの経済的な理由で、その旦那さんとの子である2人の子どもは旦那さんが親権を持つことになりました。
納得できなくて何度も何度もお願いしました。
でも毎週日曜日には子ども達に会わせてくれるとの約束で、泣く泣く承諾しました。
大学の勉強も浅かったせいで、法律の知識が少なく、財産分与すらせず、着の身着のまま(ほとんど空のお財布と数枚の服だけ持って)、一番上の子だけを連れて家を出ました。
お財布を開いて考えると、
やはり行き先は実家しかありませんでした。
そうしてまた、
【あの家】に戻る羽目になってしまったのです。
それではまた(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
Posted by 家庭教師のリスタ「ミスどん底先生」 at 11:08│Comments(0)
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