2017年04月27日

お母さん、ご飯作って……

お母さん、ご飯作って……

皆さんこんばんは。ミスどん底先生です(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)

今日は駄菓子コーナーでこの写真のお菓子を見つけてついつい買ってしまいました。


実はこのお菓子。小学校時代の私にとって命を繋ぐお菓子でした。


私が小学5年生の時。
大手術して三ヶ月程入院し、貧困で、かつ母から嫌われていた私は、もちろん誕生日プレゼントなんて貰えなかったので、誕生日と退院祝いにこのお菓子を母に頼みこんで箱で買ってもらいました。


そして母は普通のお店ではなく、お菓子の問屋さんに直接行って、そうじゃなくても安かったであろうこのお菓子を更に安く手に入れてきました。


それでも嬉しかった。

これを1日1個食べるんです。

1個食べたら残りがあと何個か数えました。
これであと何日は生きられる。
逃げなくちゃならなくなったらこれを持って逃げよう。
この小さなカップにお湯を入れたらカップラーメンになるかな……。


そんなことを毎日考えていました。
今でも鮮明に覚えています。

この小さな1個のお菓子を、更に1本1本つまんで食べました。

写真の通り、1個開けてみましたけどね、やっぱりクセになってるんですね。つい1本ずつ食べてしまいました(笑)

でも今は2個いっぺんに食べてもいいもんね!(笑)


まぁ冗談はさておき、

生きるためには食べなくてはなりません。

そして子どもにとって、食べさせて貰えるのは、自分の近くにいる大人しかいません。

中学時代も、沼津市内のパチンコ屋さん全部に電話をかけて母を探しました。
母が居れば、
『お母さん帰ってきて。お腹空いた…ご飯作って…』とお願いする日々。


今考えたら、どこか近所の家に駆け込むとか、学校の先生に言うとか、児童相談所に行くとか色々手段があったのではないかと思うんです。

でも子どもにとって、そんな考えは浮かびません。もし、浮かんだとしても、母からの制裁を恐れて行動できません。


2017年、日本の子どもの貧困率・虐待件数は過去最高件数を記録。

子ども食堂が次々と作られ、ある小学校では、ご飯を食べれていない子どもが、朝、昨日の給食の残りを求めて、列を作るという。

昨年もご飯を食べていない子に、家でご飯を食べさせました。

そしたらその子、

『ありがとうございます!!夕飯食べたの久しぶりで……いつもお腹すいて眠れないから、今夜は良く眠れそう(^^)』

って飛び切りの笑顔で言うんですよ。


どうしてこんなことが起こるのですか……。
切ないのです。

本当に。切ないのです。

お母さん。お父さん。
子どもにはあなたしかいません。

どうか見捨てないでください。
どうか生きさせてあげてください。


そして、そういう状況化に生きている子どもたち。
あなたが生きる方法を考えてください。
でも生きるためでも犯罪だけは犯しちゃだめ。


大人は親だけじゃないよ。周りの大人にSOS出していいよ。



そしていつか自立して、おいしくて豪華なものお腹いっぱい食べられるくらいの大人になってやろう!!


私だって、今ならこのお菓子2個いっぺんに食べたって何の問題もないんだからね!←しつこい(笑)



それではまた(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)


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Posted by 家庭教師のリスタ「ミスどん底先生」 at 00:01│Comments(0)ミスどん底先生の過去ミスどん底先生の想い
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